損したくないって思って行動すると、ちぐはぐになる

「ここじゃないどこかに、最高の場所があるはず」

「今はまだ、最高じゃない」

そんなふうに考えてしまう方におすすめの動画です。私は繰り返し視聴しています。

「損したくない」が前提の場合、損しないように、心や体に鞭打って動くことになります。

損したくない、という気持ちがあるのは、今は最高ではないということが前提だからです。

結果、ちぐはぐになる。損しないために、身体に鞭打って動き回ることになるからです。

それでは、幸せな感覚にならない。

どこかで無理がたたって、体調を悪化させたり、イライラしてしまったりする時は、「損したくない」と考えて動いた結果です。

大切なポイントは、「嫌なことがあっても、いまが最高なはずなんだ」と思い込むのとは違うという点です。言い聞かせたり、思い込んだりするのとは違います。自己暗示とも異なります。そうではなくて、

「私がいる場所はいつも最高である」

という「感覚を前提として持つ」ことです。

まずは、こういう視点があることを知ることが変わる第一歩だと思います。

繰り返し、自分に問いかけてください。

なにゆえ、わたしはいつも損をしてしまうと思うのか。

心と体が健やかであること。

これが何よりも大切なのに、なぜ私たちは、心や体の声を無視して働き続けたり、活動し続けてしまうのでしょうか。

損をしたくないと思うからです。とくに、金銭的に損したくない、と思うのは典型的です。

思い返せば、わたしの過去の行動の多くは「金銭的に損しない行動はどれか?」を基準にしたものでした。今までは、それが合理的で正しい選択だと思っていたのですが。

心と体の声を無視し続けて、なんだか色々チグハグになっています。

前提として「常に私のいる場所は最高である」を当然の感覚として持っている場合ならどうでしょうか。損するかどうかで行動を決めたりはしないはずです。仮に、側から見たら経済的に合理的でなく、金銭的に損をする選択に見えても、「私のあるところは最高」なので、心や体を優先した行動を当然のこととして取れるはずです。

いくらお金があっても、健やかな心と体がなくては、そのお金を使って何かを経験することができません。

だから、お金なんかどうでもいいという訳ではないです。

お金は大切です。ですが、行動するときは「お金の損をしないように」を基準にするのではなく、心と体にしたがって「私はどうしたいのか?」によって決めたほうが良いのです。

今の私は、動画の内容をこのように解釈しています。

動画内では、「今いる場所が最高である」という感覚を持つと言うことについて、とても丁寧に解説されています。

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